毎年、「今年はWEB動画広告がトレンド」と言われておりましたが大手企業やアプリダウンロード系の企業が主で、そこまで浸透していない印象でした。そのため、WEB動画広告を実施している企業でも認知系施策で、レスポンス広告としてはあまり実績を聞かない状況でした。ただ、2018年の後半にぽつぽつと動画で実績を上げている企業が増えてきました。

今年はWEB動画広告がトレンドになります。

今までのWEB動画広告

WEB動画広告と聞いて、YouTubeを活用した動画広告TrueView思い浮かべる方が多いかと思います。TrueViewは2009年10月に日本で「YouTubeプロモート動画」という名前でリリースされました。9年というと小学校に入学した子供が高校生になってしまう歳月です。他のサービスも2017年から動画広告の普及が進み、続々と新サービスが登場しましたが、先述の通り、大手企業やアプリダウンロードの企業が主なクライアントになっており、そこまで浸透してきませんでした。

普及していない要因は、動画というコンテンツを作成するのにコストがかかるため、初期投資に対するハードルが高いものとなっていたためと考えられます。
ただ、昨年あたりから値段も低価格でおさえることが出来るようになってきており、多くの企業で参入が増えてきております。

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動画広告の種類について

インストリーム型

インストリーム型動画広告

前述しているYoutubeの動画広告はこのインストリーム型になります。広告は動画を再生する前や途中で流れます。視聴課金となる場合が多く、課金対象は様々で、一度読込みを始めたら課金になるタイプや完全視聴で課金になるタイプなどがあります。

ディスプレイ型(インバナー)

従来バナーの配信枠に動画で配信する方法です。静的なディスプレイ広告より動画広告は動いているという点で大きなポイントになります。但し、多くの場合は音が出ないことが多い媒体やメニューが多くなります。ただ、配信面は多く、様々なターゲットで配信できます。

インフィード型

FacebookやTwitterなどのSNSや新聞系のメディア、キュレーション系のメディアなどでコンテンツとコンテンツの間に広告で、よく利用されています。画面の占有率が高く、ネイティブ広告に分類されるものになります。

アプリ型

最近の無料系アプリでは動画視聴が必須になっているものが多く、例えばマンガアプリでは次の話を読むために「動画を見る」が組み込まれております。無料でサービスを受けるのと引き換えに視聴を促すものが多くなっています。他にもアプリ型にはサービス自体に動画を利用している会社(Tik Tokなど)では広告も動画になっていることが多くなっています。現状もっとも伸びている形態になります。

動画制作の費用イメージは??

15秒のWEB動画であれば、価格5万円~作成が可能です。5万円/本でつくる動画は支給素材(写真や動画)を編集して動画を作成する程度になります。無料のサウンドは入りますが、ナレーションや撮影などは入っていません。このレベルでも数年前までは最低価格で、30万円からと言われておりましたが、最近ではかなり低価格から実施することが出来ております。

ただつくるだけでなく、クオリティを求める場合、別途でかかる費用としては、

撮影(撮影機材やスタッフ、スタジオ等) 撮影の機材や規模、日数によって金額が変わってきます。
編集のクオリティ 編集での立ち合いが必要かなどによっては規模が変更したり、編集によっては機材自体も変更します。
モデル費用(更新費など) モデルの費用は一般モデル~芸能人まで様々で、第一線の人になると1クール (3ヶ月)で約5,000万円などもいます。
仕込みや小物の手配 クオリティーや仕込みによって値段が様々になることが多いです

などがあります。費用対効果を考えながら作成して行くことも重要です。

まとめ

WEB動画広告のトレンドが大きくなっています。 その理由は

  • アプリ型の動画配信が伸びている。
  • ここ数年で制作費が低予算となっているため、参入ハードルが下がっている。

です。 以前と比較して、かなりハードルが低くなっています。皆様もぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

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