飛行機、電車、バス…この世には様々な公共交通機関が存在しており、それらは通勤・通学・買い物などの為に不特定多数の方が利用します。
多くの人の目に付くからこそ広告が存在するのですが、今回はその中でも飛行機(空港)の交通広告について紹介していきます。
お試しするなら今がチャンス
ご存知の通り、昨今の新型コロナウィルスの影響で国内外の人々の往来が減り、航空業界は大ダメージを受けました。利用者が減ったことも事実なのですが、逆に交通広告を始めるハードルが低くなっているとも言えます。というのも、通常であれば人気で全く空きの出ない枠が空いていたり、出稿費用が通常価格から大幅割引になっていたりします。中には50%OFFになっているものもございます。
上記の事から、交通広告をテスト的にやってみたい、今のうちに枠を押さえておきたい、と考えている企業にとっては、逆に今が狙い目ともいえるでしょう。
広告の種類
広告にも空港内外・機内外と媒体は幅広くございます。下記、一部ご紹介させて頂きます。
内照式看板
空港のみならず駅などでも見られる、最も一般的な媒体です。内部に蛍光管やLEDが仕込まれた看板になります。ボーディングブリッジ出口正面やエスカレーターなどの目に付きやすい場所に設置されており、サイズも様々です。私は福岡空港をよく利用するのですが、博多弁を使用した看板が多く、それを見るたびに帰ってきたなぁとしみじみ感じられるので、とても好きです。(笑)
カート広告
荷物が多くなりがちな国際線でよく見かけるのですが、荷物を運ぶカートにも広告枠がございます。看板など固定の広告枠と違い利用者と共に動きながらPRしてくれるので、人件費もかからず、より多くの方へリーチできる媒体となります。
機内誌
航空会社によって機内誌の内容はそれぞれですが、純広告やタイアップ記事など様々な展開方法がございます。フリーペーパーなどに比べても比較的手に取ってもらいやすく、接触率の高い媒体とも言えます。
機体ラッピング
こちらはイレギュラーなものですが、参考までにご紹介いたします。あまり広告色はありませんが、地方自治体のPRや催事(オリンピックなど)に合わせて運行されることが多いです。数もそう多くない為、話題性や注目度は抜群です。
余談ですが、私が上京する際に乗った飛行機がたまたまスターウォーズのC-3POにラッピングされた機体でした。機内もしっかり特別仕様になっており、ファンとして、かなりテンションが上がりました。
【番外編】変わった自動販売機(羽田空港)
広告とは少し異なりますが、羽田空港には変わった自動販売機がいくつか設置されています。通常は飲料や軽食の販売だと思いますが、ここでは日本各地の名産品が売られているものがあります。先日、ちょうど福岡土産の自動販売機を見つけたのですが、もつ鍋やうまかっちゃんなどが売られていました。東京ならではなのかもしれませんが、その地へ行かずとも名産品を手軽に購入でき、より多くの人に商品を知ってもらえる良いきっかけにもなるのでは、と感じました。
まとめ
今回は空港での交通広告をご紹介しましたが、飛行機は電車やバスと違い、ある程度利用目的が絞られます。今でこそ利用客は減少していますが、 新型コロナウィルスが収束する頃には、また需要は高まってくることかと思います。
今後空港を利用される際には、これまで気に留めてこなかった部分にも着目してみてはいかがでしょうか。新たな発見があるかもしれません。