スーパーや飲食店、ドラッグストアなどさまざまなお店の店頭や店内に設置されているPOP広告。
今回は商品の魅力を伝えるPOPを作るためのポイントをご紹介します。

POPの役割とは

POPとは「Point of purchase(advertising)」の頭文字をとったものです。
日本語では「購買時点(の広告)」と訳され、お客様が商品を購入する店頭や、売り場の商品のそばに設置される広告のことを指します。
つまり、「購買」が発生するその場所、その瞬間にお客様に必要な情報を提供し、商品に興味を持たせたり、購買意欲を促進したりと、さまざまなアプローチができるのです。

POPはオススメ商品などを目立たせてより魅力的に見せてくれるのはもちろん、商品情報を店員に代わってお客様に提供してくれるツールでもあります。
また、購買意欲のないお客様に対しても有効に働きかけ、新たに興味を持ってもらうきっかけを作ることもできます。
さらに、優れたPOPはお客さまの購買意欲を高め、商品の売上を左右するほどの影響を与えることもあります。
POPはうまく活用することでお客様の購買のひと押しになる、非常に重要な広告なのです。

POPをつくる時のポイント

では、実際に「商品が売れるPOP」を作るためにはどのような点に気をつけることが重要なのでしょうか。
まずは、商品の魅力をしっかり伝えられることが大切です。
そのためには、POPを作りはじめる前に以下の2点について考えてみましょう。

目的を決める

「誰になにを伝えるPOPなのか」ということを明確にします。
新商品の告知、この季節にオススメしたい商品、珍しいものを入荷したお知らせ、お得なセール価格など、伝えるべきことを明確にすることでお客様にも内容が伝わりやすくなります。
また、女性向けや男性向け、ファミリー向けやシングル向けなど、ターゲットも決めておくと、実際に商品を買ってほしいお客様に届ける工夫がしやすくなります。

アピールしたいポイントを絞り込む

商品の魅力をあれこれ詰め込むと、読みづらく、伝わりにくいPOPになってしまいがちです。一番のアピールポイントは商品の利便性なのか、デザインなのか、金額の安さなのか、それともSNSで話題になっているという付加価値なのか、内容を絞って訴求しましょう。
一番伝えたい情報が一目でわかるように、アピールポイントは明確にしておくことが大切です。

POP作成の落とし穴

POPを作成する際に陥りがちな落とし穴に「内容が当たり前すぎる」というのがあります。
商品のパッケージに書いてあることがそのまま引用されていたり、他の同じような商品とあまり変わらない内容だったりすると、なかなか商品の魅力は伝わりません。
商品の特徴だけでは当たり前の内容になってしまう場合は、具体的な使用シーンを書くことでイメージを伝えたり、意外な使い方を紹介したりすることで興味を惹くという方法もあります。
商品にはまだ誰にも知られていない魅力や使い方が隠れていることも多くあるので、改めて考えてみるのも良いかもしれません。

まとめ

最近ではどこの売り場にもたくさんの商品が並んでいるため、どれを買ったらいいのかわからないというお客様も多いようです。
数多くの選択肢の中からお客様に選んでもらうためにも、購買のひと押しになるようなPOPを作成して、魅力的な売場づくりを目指しましょう。

次回は、お客様の視線を集めて心を掴むPOPを作るための法則についてお伝えします。