Instagram、Twitter、Facebook、LINE…。世はまさにSNS戦国時代。今やスマホの普及によりSNSは切っても切れない関係にあると言っても過言ではないでしょう。私も、メディアには出回らない情報が手に入る、情報が回るのが速いという点でニュース代わりやメディアで取り上げられないような身近の情報収集にSNSを活用することが多々あり、利用しない日の方が珍しいくらいです。こういった背景もあり、タイトルにあるように広告手段としてSNSを利用する企業は7割を超えています。
今回はSNS広告の中でも特に勢いのあるインフルエンサー・マーケティングについてクローズアップしていきます。
■インフルエンサーとは??
まず、インフルエンサーとは何ぞやという方もいらっしゃると思いますのでご説明致します。インフルエンサー(Influencer)とは、乃○坂46の17枚目シングル…ではなく、直訳すると「影響を及ぼす人」という意味で、著名人を含む、主にInstagram・TwitterなどSNS等のインターネット上で影響力を持つユーザーのことを指します。一般人でも、特定のジャンル(コスメ・グルメ等)に特化している、などの理由でファン(フォロワー)が多いユーザーもおり、中には著名人よりも影響力を持つインフルエンサーも存在します。
この方々にサービス・商品のPRをしてもらう広告手法をインフルエンサー・マーケティングと呼びます。
■本当に影響を与えられているのか?
インフルエンサーと言うからには人を動かすことができなければ、それはインフルエンサーとは呼べませんよね。そこで、下記のデータを見て頂けますでしょうか。
こちらのデータによると、インフルエンサーの投稿を見て実際に商品を買ったことがあるユーザーが37.6%、購入に至らずとも検索など何かしらの行動に移したユーザーは68.9%と約7割の方に影響を与えていると推察することができます。
やはり自分の好きな人が薦めるモノが欲しくなってしまうのは人間の性なのでしょうか…
■画期的な機能が登場!
そんな中、Instagramでは2018年6月5日より「Shop Now」というシステムが追加されました。投稿画像から直接ECサイトで商品の購入ができる画期的なシステムです。以前は投稿ごとにリンクを貼れない仕様となっておりましたが、投稿を見たユーザーは、フィード投稿を見て商品を「発見」し、タグをタップして価格や商品の詳細を閲覧して購入を「検討」、リンクから外部ECサイトに遷移し、投稿で見た商品を「購入」することが可能です。
これまで、認知・興味形成に過ぎないと思われていたInstagramでしたが、ショッピング機能で購入まで繋げることで、顧客によりシームレスなサービスを提供できるようになったのです。
ただし、誰でもこの機能が使えるわけではありません。
- ビジネスで、提供者契約とコマースポリシーに準拠した物理的な商品を販売している。
- Instagramアカウントがビジネスプロフィールに移行済みである。
- Instagramアカウントが所有権のあるFacebookページと接続されている。
- Facebookページでショップセクションを追加もしくはビジネスマネージャでカタログを作成している(あるいはBASE、EC-Cubeなど、カタログ作成をサポートする国内事業者のECプラットフォームと連携する)。
上記の要件が満たされると、アカウント審査が行われ、製品のタグ付けができるようになります。
これにより、(Instagram上の)インフルエンサー・マーケティングは更に効力のあるものとなったのです。
(記事参照)https://ja.newsroom.fb.com/news/2018/06/instagram_shopping/
■まとめ
- インフルエンサーは著名人だけでなく一般人も存在し、中には著名人より影響力を持つユーザーも。
- 平均的にインフルエンサーの投稿が約7割のフォロワーに何かしらのアクションを起こさせる。
- Instagramでは「Shop Now」という機能で、投稿ページから直接ECサイトに移動し商品を購入できるようになった。
弊社では、商品・サービス毎にマッチしたインフルエンサーのご紹介が可能です。
急成長中のインフルエンサー・マーケティングに、もし、少しでもご興味があればお気軽にご相談ください!
【最新の記事はこちら】