コピーライターになって10年近くなります。

私がなぜこの記事を書こうと思ったのか…
それは会う度に「なんの仕事してるんだっけ?」と聞いてくる友人がいるからです。

その友人に「広告の文章書いているよ、こういうやつ」と説明するも、次に会うときには「新聞?HP書く?よく分かんない」となります。

詳しく聞くと、媒体が違うのが引っかかるようで、違う媒体の仕事を聞く度に「この人また転職してる!!」と思っていたとのこと。(なるほど!)
そんなことがあり、意外と世間に知られていないコピーライターとはいったいどんな職業なのか、またどうしたらなれるのか経験をもとにまとめてみました。

広告の文章、何でも書きます!

コピーライターとは?

コピーライターは新聞広告やチラシ、電車の中吊り、看板、WEB通販サイトなど広告とわかりやすいものから、パンフレットや会社のスローガン、ラジオCMの原稿、CM類の台本など少しわかりにくいものまで、広告にまつわる文字なら何でも書きます。

書く以外にもお客様の話を聞いて、取材をして、ラフをきったり(設計図のようなもの)、撮影モデルを選んだりと色々ありますが「書く」部分に一番特化しています。

「コピーライター」と「ライター」の違いは?

●コピーライターは広告代理店や制作会社で広告用の文章を書く。
 文章の長さに幅はあるがやや短め。

●ライターは出版業界や編集プロダクションで雑誌やWEBサイトなどの記事を書く。
 長文の割合の方が多い。

ですが正直、どちらも兼任する仕事もあり境界が曖昧な場合があります。

コピーライターになるには?

専門学校や宣伝会議などの講座で勉強をし、就職という形が一般的ですがコピー賞で1発当ててコピーライターを名乗るのもありです!

大手広告代理店などは4年制大学必須となっている所もあるのでその辺の確認も重要。
別業種から転職して来る人もちらほらいて、今までアイス屋の店長だった人、元保育園の栄養士、文が書けるから文章系の仕事は全てお前に任すと上司に言われ続けて才能が開花した人など見かけました。

文章が上手いに越したことはないですが、文章が上手い=コピーも上手とは限らないため、まずキャッチコピーを書いてみて、他者に評価してもらうことをおすすめします。

まとめ

何となくコピーライターについて分かっていただけたでしょうか。

名前だけ聞くとかっこいいイメージを持たれる方もいますが、広告の結果が自分の力量や才能に直結する中々厳しい世界です。その分成功した際の喜びも大きいのですが!

少しでも参考になれば幸いです。