日本語として読むことはできるけど、なんだかまどろっこしい…内容が全く頭に入ってこない…こんな文章ありませんか?
伝わらない文章は読み手にストレスを与え、時にはイライラさせてしまうことも…。
そんな文章も3つの文章見直し術を実践することで、今よりももっと分かりやすくすることができます。
業務で急に商品の広告原稿を頼まれた、取引先にメールで物事を説明しないといけない時など、ぜひお試しください。

①一文が長くないかチェック!
 息づきのタイミングで句読点を入れる

伝えなければいけないこと多かったり、主張する気持ちが強かったりすると、つい下の文章のように一文が長くなりがちです。

例)昔上司に「文字津波!!」「文字地獄!!」とお叱りを受けたことがあって当時何を言っているのかよく分かりませんでしたが、今となってはその気持ちがよく分かりますし本当にその通りだと思うことが何度もあって言いたいことがたくさんある場合でもあれやこれやと詰め込みすぎるのはやめた方がいいとつくづく感じました。

言わんとすることは分かるのですが一文が長すぎてかったるいですね。
この文章を適度な長さに切って調整、句読点を入れたものが以下になります。

例)昔上司に「文字津波!!」「文字地獄!!」とお叱りを受けたことがありました。当時、何を言っているのかよく分かりませんでしたが、今となってはその気持ちがよく分かります。本当にその通りだと思うことが何度もあったからです。言いたいことがたくさんある場合でも、あれやこれやと詰め込みすぎるのはやめた方がいいとつくづく感じました。

だいぶ読みやすくなったかと思います!
句読点は読んでいて息づきをする場所、息苦しそうな箇所に打つとスムーズな文章になります。

②ひらがな、カタカナ、漢字のバランスを見る

このように、ひらがなばかりのぶんしょうだとよみにくく、いらいらしてしまいますよね。みるだけでもいやかもしれません!

(このように、ひらがなばかりの文章だと読みにくく、イライラしてしまいますよね。見るだけでもイヤかもしれません!)

大げさすぎる例文ですが、一般的な文章でも一部を漢字にする、もしくはひらがな・カタカナにするとパッと見た時の印象が異なります。

③語尾が同じにならないように気を付ける

例)毎朝、3つ星料亭出身の板長が市場で新鮮な魚介を厳選しています。北海道の海の幸をふんだんに使用した海鮮丼です。具材はウニ、いくら、カニ、マグロなど日替わりです。その日一番良い素材をメニューにしています。たくさんのお客様にも喜んでいただけており、中には県外から食べに訪れる方もいます。

内容は理解できますが語尾の「す」「す」「す」のせいで、箇条書きのような単調とした印象を受けます。

「す」ばかりにならないように語尾を調整、また文章を合体させると…

例)毎朝、3つ星料亭出身の板長が市場で新鮮な魚介を厳選。北海道の海の幸をふんだんに使用した海鮮丼です。具材はウニ、いくら、カニ、マグロなど日替わり。その日一番良い素材を使ったメニューは、たくさんのお客様に喜んでいただけており、中には県外から食べに訪れる方もいます。

ぶつ切りの印象をなくし、自然な流れで読ませることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回は手短にできる3点のみを紹介しました。
もし可能であれば自分で書いた文章を表に出す前に、少し寝かせて一度見直してみてくださいね!
(もっと時間があれば他の人にも意見をもらうのもオススメです)
ありがとうございました。

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