以前、紙媒体の魅力や新聞広告の効果についてご紹介しました。

今回は新聞のひとつである専門紙について詳しくご紹介していきます。
全国紙や地方紙への出稿実績はあっても、専門紙には出稿したことないという企業様は多いのではないでしょうか。
今後の出稿先の候補の一つとして、ぜひご検討ください。

専門紙とは

一般的に家庭で広く読まれている新聞が「一般紙」と呼ばれるのに対し、特定の業界や産業に特化した記事を掲載している新聞のことを「専門紙」と言います。「業界紙」と呼ばれることもあります。

幅広い分野の記事が掲載されている一般紙よりも、さらに深堀りした記事を読むことができ、業界の人には欠かせない情報源となっています。
発行形態は、日刊・週刊・月間など各紙様々で、紙面サイズも一般紙と同じブランケット版以外にも、タブロイド判・B3版・B5版など多岐にわたります。

専門紙にはどんな新聞があるの?

数多くの専門紙が発行されていますが、今回はいくつかピックアップして詳しくご紹介します。

◇日本農業新聞

全国のJAなどが出資している株式会社日本農業新聞が発行する、日本で唯一の日刊農業専門紙です。購読者は、8割が農家やJA役職員、2割は、関係省庁・団体・地方自治体、農業関連企業、生協、量販店の方々となっています。

部数は全国32万4,144部(※日本ABC協会レポート(2019年1~6月)平均販売部数)で、毎朝、一般紙朝刊と同じように宅配されています。

◇日刊工業新聞

産業総合紙として、大企業から中堅・中小企業まで全ての産業分野における企業ニュースや行政と産業・企業にかかわる動きなどが掲載されています。
読者の92.7%が事業所で購読されており、社員から経営者まで幅広く、特に研究・開発・製造や経営企画や営業の職種の人に読まれています。

公称発行部数は約42万部(2011年3月1日時点)で、週5日(月曜日~金曜日)に発行されています。

◇日本食糧新聞

昭和18年創刊の食品業界トップの専門紙です。食品業界の動きや全食品分野の業種の動向、小売業の流通情報、新製品情報など経営、商品開発、マーケティング、人事に役立つ情報が掲載されています。

発行部数は、92,500部(平成29年12月末現在)で、週3回(月・水・金)発行されています。

◇通販新聞

国内で唯一の通販市場の週刊専門紙です。物品からサービス商品全般まで通販業界の最新の動向を掲載しています。

部数は、2万9000部で、毎週木曜日に発行される週刊紙です。 購読者は、通販実施企業 40%、商品納入業者 30%、通販関連業者 20%、その他 10%の割合になっています。

専門紙にはどんな広告がのってるの?

各専門紙に掲載されている広告は、機材や資材など関連企業のBtoB広告、関連企業のイメージ広告、イベント・セミナー告知などが多くを占めています。
しかし、購読者は業界関係者とはいえ、一般消費者でもありますので、BtoCのイメージ広告や通販広告も掲載されることもあります。

例えば、日本農業新聞では、50代以上の農家の方が多くを占めるため、シニアターゲットの商品やサービスの反響がよく、また、外仕事が多いため節々系商品との相性が良いです。

まとめ

全国紙、地方紙はやりつくしたという企業様や、ターゲットを絞った広告を出したい、BtoB広告を出したいなどございましたら、ぜひご相談ください。

専門紙の見本紙や掲載実績など併せてご紹介させていただきます。

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